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医療供給体制の成立経緯と病院機能評価-日本のケース

Background of establishing  healthcare delivery system and Hospital Accreditation- the case of Japan

日程2015年5月28日

演者: 

橋本 廸生

公益財団法人 日本医療機能評価機構 執行理事 

Date:  28 May 2015
Presenter:
 Michio Hashimoto, Executive Board Member - Japan Council for Quality Health Care




 
         





参加者の感想
Participants Feedback


“日本の医療の大まかな歴史を俯瞰できて、興味深かったです。”
"I was really impressed with the in-depth overview of the history of healthcare in Japan."

磯和理貴
松江赤十字病院 副院長
Noritaka Isowa
Assistant Director, Matsue Red Cross Hospital
 



“今まで、医療提供体制を、歴史を通して時系列に学ぶことがなかったため、大変参考になりました。”
“This webinar was very beneficial as it introduced me to the history of Japanese healthcare systems.”

花井 恵子
看護部長
Keiko Hanai
Director of Nursing
 



Webinarについて
About the Webinar

いかなる国の医療システムもその国の社会的・歴史的発展の経緯に強い影響を受けている。そのようなコンテクストのなかで、病院機能評価という社会的装置の果たす役割もそれぞれ固有のものがあると思われる。
この講義では、日本において、「なぜ小規模の病院が多いのか、その影響はいかなるものか」、また、「なぜ、長い間医療機関が薬を直接患者に供給してきたのか」を歴史的経緯から考え、病院機能評価の果たしてきた役割を考える。

Healthcare system is highly influenced by the social and historical development in each country. In that context, the role of Hospital Accreditation as a social device would be vary.

 This lecture addresses the role that Hospital Accreditation has achieved, through discussing the following questions: “why small hospitals are widely expanded in Japan and what are the effects” and “why medical facilities have provided drugs to patients directly for a long time in Japan”.



演者について
About the Presenter

1975年東京大学医学部保健学科卒業、1980年同大学院医学系研究科博士課程を修了し、東京大学医学部助手に採用される。その後、国際医療福祉大学教授を経て2000年に横浜市立大学医学部教授となる。その間、1996年に日本医療機能評価機構客員研究主幹(非常勤)、2008年に日本医療機能評価機構の執行理事(非常勤)となる。2013年横浜市立大学を退官、名誉教授号を授与される。同年より日本医療機能評価機構において常勤の執行理事を勤める。


Professor Emeritus Michio Hashimoto is Executive Board Member for Japan Council for Quality Health Care (JCQHC). He graduated from the University of Tokyo, School of Health Sciences in 1975 and completed his PhD at the graduate school of medicine, the University of Tokyo in 1980.

After serving as an assistant professor at the University of Tokyo, he was appointed to a Professor for Yokohama City University in 2000. During that time, he joined JCQHC as a visiting fellow (part-time) in 1996, and has been served as executive board member since 2008. In 2013, he retired from Yokohama City University, and was granted the title of Professor Emeritus.

 

確認問題(フェローシップ登録者用)
Fellowship Questions

1.「漢方医の殻に西洋医学が入った」ことが日本の医療供給体制の特異性のひとつである。これに関連した以下の記述でもっとも本質的なことはどれか。

a. 診療報酬評価が内科系に偏重してきた。
b. 医師の技術面への経済的評価が低く扱われてきた。
c. 同じ薬でも仕入れ値が異なる薬価差益が医師の収入源となった。
d. 漢方処方が診療報酬で高い評価を得てきた。


2.民間資本の活用により今日の医療供給体制の基本骨格が出来上がった。これに関連した以下の記述でもっとも本質的なことはどれか。

a. 私立大学病院が乱立して、医師の過剰供給があった。
b. 中小規模の病院が多数を占めることになった。
c. 地域医療のなかで、機能分化が遅れた。
d. わが国の人口10万当たりの病床数が少ない状態が続いた。

3.日本の病院の量的な特徴のうち、正しいのは次のどれか。

a. 精神科の病院が約1,000ある。
b. およそ7,500の一般病院の病床数の中央値は、200床程度である。
c. 国公立の病院が全病院の半分を占める。
d. 500床以上の大規模病院のうち約半数が大学病院である。